ショコラ3種(?)

  真中と右の断面
今日はチョコレートを使ったお菓子を作ってみました。
左はアマンド・ショコラ。真中と右はホワイトチョコレートとフランボワーズピューレ、蜂蜜を使って作ったガナッシュ・フランボワーズ(生チョコ)。
実は先にガナッシュを作り、それをトリュフにしようと考えたんですが、予想以上にゆるいガナッシュにできてしまいプレコート(予めガナッシュの表面にテンパリングしたクーベルチュールで薄く皮膜を作り、被覆する際にガナッシュが溶け出さないようにする作業)の段階で途中でやわらかくなりすぎて扱えない状態になり断念(T_T)勿体無いので生チョコと称して食べる事にしました(笑)真中はプレコートの前段階でガナッシュにココアパウダーを振りかけて丸めた状態、右はそれにテンパリングしたクーベルチュールを薄くつけたプレコートの状態です。そんな訳で実質的には右2つは同じ物です。
とてもやわらかく滑らかな(柔らかすぎましたが)ガナッシュで口に入れるとすーっと溶けて口いっぱいにフランボワーズの香りが広がり少し遅れてホワイトチョコの甘みが残ります。
結果的にトリュフは失敗に終わったので、代わりに被覆用に使うはずだったクーベルチュールを使ってアマンド・ショコラを作ったわけです。アーモンドをオーブンで軽く焼きそれに糖液を絡めて冷ましてテンパリングしたクーベルチュールを少しずつ絡めて作ります。アーモンドの焼けたカリッとした食感とカラメリゼした香ばしい甘み、外のビターチョコレートのシャープな甘さって感じです。こっちはちゃんと成功の域に達しましたが(笑)、もう少し糖液を多くしてカリカリにしてチョコレートも厚めにした方が個人的には好みでした(自分で作ったんだけど)。