和栗のモンブラン

先日、奥さんの実家の近所の方に多度産の栗を頂いたので、それを自分でペーストにし、一度作ってみたかった「和栗のモンブラン」に挑戦。
パーツの組み合わせなどは前回、前々回と同じなので、その部分については省略します。要は和栗のペーストを作るのが今回のメイン作業と言えるでしょう。
僕の作り方としては、①まず栗を蒸し（圧力鍋の蒸し器で１０分）、②栗を潰し、裏漉しする。③グラニュー糖を加え銅鍋で加熱し（バニラの香りを付ける場合もあるが、今回は栗の風味を活かす為入れていない）、密閉容器に入れて冷ませばペーストの完成です。
これに、ラム酒を入れ柔らかくし、少し柔らかくしたバターを加え、「和栗クリーム」が出来るわけです。ただ今回も最後の絞り出しの際、口金に詰まって出てこなくなってしまった。栗のペースト内に残っていた細かい栗の粒々が出口で詰まったようです。そんな訳で急遽もう一度裏漉ししてなんとか完成。
味の方は、最後の裏漉しで栗の粒々を取り除いてしまった為、期待していたほどは栗の風味が出ず、残念でしたが、クリームの滑らかさは最高だったので、結果的にはまずまずの出来だったのではないかと思います。
自分で栗のペーストを作るのはかなり大変だということを思い知らされた気がします。しかし、また機会があれば試行錯誤し、もっと栗の風味を活かせる方法でペーストを作ってみたい。
『見た目：４　食感：４　味：３』

　

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