ハーフ＆ハーフ（？）パウンドケーキ

こっちから見るとプレーン
こっちから見るとフリュイ
どういう構造かというと…
こうなってます（笑）
なぜこんな妙なパウンドケーキが誕生したかというと…それは、僕はフルーツ入りを作りたかったけど、家の奥さんはフルーツ入りが嫌いだったからという単純な理由です。２本焼くのは面倒なので１本の型に２種類の生地を入れて焼きました（笑）

作り方は…
①室温で柔らかくしたバターをボウルに入れ泡立て器でクリーム状になるまで混ぜる。②①にふるった粉糖を加えさらに泡立て器で混ぜクリーム状になるまで混ぜる（ここまででバターに空気をしっかり含ませることがポイント）。③常温に戻しておいた全卵と卵黄を混ぜ、コシを切ったものを②に少しずつ加えその都度全体になじむまで混ぜてから次を加える（ここで卵を一気に加えると分離するので注意、また冷たい卵を使用すると分離しやすい）。④ふるった薄力粉を③に加え、ゴムベラで切るように混ぜていき、全体に粉がなじみ生地にツヤが出るまで混ぜ、バニラエクストラを加え混ぜればプレーン生地は完成。ここで半分に生地を分ける。⑤残り半分の生地にフルーツの洋酒漬けを加え混ぜればもう片方の生地も完成。⑥型に生地を入れ（型の６〜７分目くらいの高さまで）１７０℃のオーブンで約６０分焼き上げる（途中で表面に膜ができ焼き色がうっすらついてきたらナイフで真ん中に切り目を入れる）。⑦焼き上がったら、熱いうちにラム酒のシロップを表面全体に刷毛で塗りしっとり感を出すと共に風味をつける。

味の方は…まずプレーン側からバニラの香りとバターの風味が前面に出たシンプルで素朴な味。ただ、フルーツの洋酒漬け用に生地の配合を合わせたので、やはり若干薄力粉が多いような食感。
次にフルーツの洋酒漬けの方は、フルーツの洋酒漬けの大人な味と、バニラとバターの風味がよくあっていて美味しい。食感もプレーン側よりしっとり感があり生地としてもやはりこっちのが出来がいい。
今後の課題としては、粉を入れる前に生地を半分に分け粉の量をどちらも最適な状態にするべきかと思う。
『見た目：３　食感：４　味：４』

　

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