パルミエ


先日知り合いの方と話が盛り上がってお菓子の詰め合わせを作ってみることにしました。
詰め合わせの内容は先日作った「オランジェット」と「キャラメル・ノワゼット」(この2つは日持ちするのと日が経っても食感の変化がほとんどないので事前に作りました)そして、今日作った「パルミエ」と↓下の「セヴィーニェ」です。
「パルミエ」は焼いてから湿気を吸うと食感が悪くなっていくので、昨夜グラニュー糖を折り込んで成型し一晩冷蔵庫で休ませて、持っていく今日の朝に切り分けて焼き上げました。
今回は人に食べていただくということで成型にも気を配ったのと、今までの経験の結果、うまい具合に可愛いハート形のとても形の良いものができたように思います。これにテンパリングしたチョコレートをかければバレンタインデーに、そのままならホワイトデーにピッタリ(?)
このパイ生地には、国産の発酵バターの中ではフランス産発酵バターに近い風味があるという四つ葉乳業の発酵バターを使用し、小麦粉も北海道産のものを使用、塩もフランス、ブルターニュ産のゲランドの塩を使い、サクサク感をより出すために極少量の白ワインビネガーを加えてあります。
砂糖の甘さより生地の旨みやバターの風味などを楽しんでもらえるようにと、今回焼くときに上にまぶすグラニュー糖を微粒グラニュー糖を少量にして焼き上げました。
見た目は「源氏パイ?」(笑)と思うかもしれませんが、食べてみれば違いことがわかると思います。
『見た目:5 食感:4 味:5』