ガレット・デ・ロワ


昨日からパイ生地の試し焼きに何を作ろうか悩んでいたが、パイ生地の状態や焼き時間,模様,作業の段取りを完璧に把握できるような試作品はこれしかない!と思い、結局本番と同じガレット・デ・ロワを作ってしまいました。まだ12月なのに…
作ってみて色々と反省点が見つかりました。まずフェーブを入れた場所を覚えておくまではよかったのですが、ちゃんと切る位置とフェーブの位置関係を考えずに模様を描いてしまったので、食べる時に切り難くなってしまった(-_-;)それから模様の葉っぱの部分をもっと大きくした方が見た目がよさそうってこと。あとは内部の蒸気抜きの穴をもう少しあける等々…1度作っておいて良かった。次回の本番はこの反省点を教訓に完璧な物を作りたいです。
  断面です。右はフェーブが入っています。
味の方は我ながら完璧!パイ生地の層もきれいに出来たし、中に入れたクレーム・ダマンドと生地の味のバランスが取れていて飽きないです。ただ、クレーム・ダマンドにバニラの香りを付けたり、何か少し酸味のきいた物を入れて味にアクセントを出しても面白いのかも。

パストリーゼ&大理石


もちろん今回使った道具の一部です。パストリーゼはケーキ屋さん等でもお馴染み(?)の除菌スプレーです。食品にも直接かけても大丈夫という菌には厳しく人体にはやさしい除菌剤です。直接かけられるのでジュレの泡取りにも一役買います。お菓子作りをする時は道具などをこのスプレーで除菌してから作業を始めてます。自分の作ったお菓子で誰かがお腹壊すようなことがないように。
大理石はパイ生地等のバター分の多いダレやすい生地を扱う時の必需品です。僕も以前は木ののし板で作業してましたが、やはり大理石は作業性が違いますよ〜。なかなか生地がダレません。ただ、石なので非常に重い(これで10kg位あったと思う)から、棚から出すのが大変(T_T)